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-畠中 恵「しゃばけ」

かわいい話だなぁ~ ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より ----------------------------------------------------
大店の若だんな・一太郎は、めっぽう体が弱い。
なのに猟奇事件に巻き込まれ、仲間の妖怪と解決に乗り出すことに…。大江戸人情捕物帖。

しゃばけ しゃばけ
畠中 恵 (2004/03)
新潮社

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女性作家ならではという感じの なんとも優しくてかわいい話。

こういうジャパニーズファンタジー時代物もあったんですね。
知らなくてものすごく損してましたよ私。

ファンタジーってあまり読まないんですけど、この”妖”の世界はいいなぁ~。

妖怪の話っていうと 京極夏彦くらいしか想像できなかったもんだから、もうちょいダークな感じの話かなぁと想像していたんですけどねぇ。これはうれしい予想外。
いいな いいな いいな~。

何がこんなにいいのか今はうまく説明できないけれど、2作3作とシリーズを読み続ける毎に具体的に見えるものがあるのでしょう。
最新作は6作目。まだこれから5作もあるなんて最高に楽しみだ。
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-石田 衣良「池袋ウエストゲートパーク」

ドラマを思い出しながら ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より ----------------------------------------------------
刺す少年、消えた少女、潰し合うギャング団。今夜も転がり込むトラブルを退屈しのぎに池袋を駆け抜けろ!躍動する青春ミステリー

池袋ウエストゲートパーク 池袋ウエストゲートパーク
石田 衣良 (2001/07)
文芸春秋

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おもしろいなぁー。

こんなに甘かないだろう?
うまくいきすぎじゃないかぁ?
なんてことを思わなくもないけれど、
とりあえず読みやすいからよしとしよう。

一人称で短編集でミステリでハードボイルドっていうのは初めて読むタイプかもしれないんだけど、
なんかこう 個性的にした赤川次郎のハードボイルド版みたいに軽く読みやすくてよいですね。

7年前になるんだ あのドラマ。本当におもしろかったなぁ。
長瀬智也、窪塚洋介、加藤あい、坂口憲二、山下智久、妻夫木聡、小雪、佐藤隆太、阿部サダヲに渡辺謙もいた。 

でもあの時はクドカン脚本ばかり目がいって、原作があったこともなぜか知らなかった私・・・。
垣根 涼介のアキシリーズを読んだ時、ふと思い出して図書館で予約。1巻を読んでみたら期待通りにおもしろかったので 一気に予約を入れておいたからしばらくは立て続けに池袋ウエストゲートパークを読み続けることになるんだけれど、順番通り借りれるか ちょっと心配ね。

そうそう、この小説を読んでいたらなんとなくドン・ウィンズロウ の「ストリート・キッズ」を思い出して、久しぶりに調べてみたら いつの間にかシリーズ最終巻「砂漠で溺れるわけにはいかない」が出ていたんですね・・・しかも去年・・・知らなかった。 
予約しなくっちゃ。

-垣根 涼介「ワイルド・ソウル」

今現在、今年読んだ本の中でNo1のおもしろさ。 ★★★★

"------- あらすじ 出版社より --------------------------------------------------
一九六一年、衛藤一家は希望を胸にアマゾンへ渡った。
しかし、彼らがその大地に降り立った時、夢にまで見た楽園はどこにもなかった。
戦後最大級の愚政“棄民政策”。その四十数年後、三人の男が東京にいた。
衛藤の息子ケイ、松尾、山本―彼らの周到な計画は、テレビ局記者の貴子をも巻き込み、歴史の闇に葬られた過去の扉をこじ開けようとする。
04年本作で大薮春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞を受賞

ワイルド・ソウル ワイルド・ソウル
垣根 涼介 (2003/08)
幻冬舎

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さんざん読み続けた垣根作品の中で、
(といっても残す小説は 「真夏の島に咲く花は」しかないけれども)
おもしろいだけでなく、読了後胸が熱くなった唯一の作品ですね。

ここまで読まずにとっておいてよかったなぁ。

全体的にいいなぁ こういう小説。
スピード感と緊張感、
登場人物も まとめかたも 最高に好き。

この人の小説に出てくる魅力的な女って
顔がよくてスタイル抜群で頭が悪いけど安心して自分をさらけ出せるようなかわいい女か、 
顔がよくてスタイルがよくて気が強くて頭がよくて自立した女の二通りだけ。 

でもこの2種類の女性は、同じ女性の私からみてもそれぞれに魅力的だったりするのがいい。

こういう女がこういう男に惹かれる、
こういう男はやっぱり女にモテる。 
この辺が女性が読んでもちゃんと納得できるものは、おもしろい小説の基本だと思う。
 
なんだこの勘違いおやじ こんな男がモテる訳ないじゃん。
ってな小説って結構多いのよね。
そういう小説は 当然小説全体もどこか的外れで必ず途中で飽きてしまう。

その点この人の書く小説の女性達は、どの子も似たり寄ったりではあるけれど、
しっかりと強い女の魅力も書かれているのはうれしいことだ。

-村上 春樹「海辺のカフカ」

他の小説が色あせる・・・ ★★★★

"------- あらすじ 出版社より ------------------------------------------------------
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」―15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。
家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。
小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真…。

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やだなぁもう。
こんなに格の違う小説を読んでしまうと、
他の小説が一気に色あせちゃうよ。

「ノルウェイの森」を読んだ時もねぇ
もう恋愛小説は読まないでいいや、って感じになりましたからねぇ。

感動して泣いてしまう とか
この世界から抜け出せない とか そういうのとは違うんだけど・・・。

うーん。
何ていうか・・・
小説ってこういうもんだよな とか思う。

-垣根 涼介「サウダージ」

バカ女とバカ男 でも憎めないのが魅力かな ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より ------------------------------------------------
故郷を忘れ、過去を消した。誰にも打ち明けなかった。かつての仕事仲間からも追放された。
一人になった。そんなときに出会った。コロンビアから来た金髪の出稼ぎ売春婦、DD。
わがままで、金に汚い。道ばたに十円でも落ちているとすぐに拾おうとする。気分屋で、アタマも悪い。どうしようもない。
そんな女に、何故かおれは惹かれてゆく。引き摺られてゆく。
"---------------------------------------------------------------------------

「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」から続くアキ・シリーズ三作目。

おもしろいな~。

恋しちゃったアキなんか 何っちゅーかもう。

好きな女にはつい甘くなっちゃったりして、
そういう人間らしさだったり優しさだったり

裏社会でもどんな社会でも
それがなくちゃ 生きている意味がないのかもしれないなぁ。

・キサラギ

お金かかってなくても こういうおもしろい映画って出来るんだ ★★★☆

"------- 公式HP -----------------------------------------------------------
http://www.kisaragi-movie.com/
"---------------------------------------------------------------------------

監督:佐藤祐市
脚本:古沢良太
原作:古沢良太
出演:小栗旬 、 ユースケ・サンタマリア 、小出恵介 、塚地武雅 、香川照之 他

ミステリー&コメディ

最近ね 重たい作品を見る気力がないのよね。(汗;
友達と気軽に楽しむにはちょうどいいかなぁーと思って選んだこの映画。

評判通りのおもしろさでしたねー。
涙流して笑いました。 ウッヒッヒ”””

ミステリーとしてもよく出来ているんですよね。
感心しちゃうなぁー。
随所随所で軽く先が読めるように出来ているんだけど、読めた先までもう一つ謎解きが用意されてね。非常によくまとまっていたなぁ。

花より男子で私の中の評判が落ちていた小栗旬も、 
なんだいい味だしてるじゃんかと評判しっかり持ち直し。

しかもあのオタ芸が見れるとは
アッハッハ 最高だ。

-垣根 涼介「午前三時のルースター」

ははぁ こりゃまたクールな仕上がりで ★★☆☆

"------- あらすじ 出版社より -----------------------------------------------
第17回サントリーミステリー大賞・読者賞ダブル受賞作
旅行代理店勤務の俺は失踪した父親を探す少年に同行しベトナムを訪れる。現地の娼婦や運転手の協力で俺達が知った切ない真実とは
"--------------------------------------------------------------------------

これがデビュー作でしたか。

へえーーー
へええーーーー。

今まで読んだ垣根作品と比べると なんとなく都合良過ぎないか?
ミステリー?って感じでもないけどなぁ?
何かと若干物足りないような気もするけれど、
これがデビュー作なら納得かもだ。

ふーむ。
今まで読んだ中では一番クールかもだ。

-垣根 涼介 「ギャングスター・レッスン」

おもしろかった~ ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より ----------------------------------------------
渋谷時代、百人を擁するチームのヘッドだったアキは、チーム解散後、海外放浪を経て帰国。
犯罪プロフェッショナルへの参加を決意する。
そんな彼を、あらゆるクライム・テクニックを習得するための過酷な試練が待ち受けていた!
"---------------------------------------------------------------------------

ガーン おもしろかったけど なんだよおい、
「ヒートアイランド」の続編だったとは。

「ヒートアイランド」より先に読んでしまったじゃないか (--;
順番はミスったけれど、「ヒートアイランド」の方がおもしろいんだろうから まあいいか。
後の楽しみがあるってことで納得しよう・・・。

いいですねー この軽さ。このテンポ。

そもそもこの手のエンターテイメントものは好きなんですけどね。
魅力があるんだよなぁ~ 登場人物たちに。

なんかこう この人の小説って人好きするっていうか、
登場人物のろくでなさとかバカさ加減に思わず笑ってしまって、
なんだかもういいや とりあえずまあいいか。
って気分にさせてくれるところが好き。

しょーがないなぁ
何やってんだよ自分。
まあ仕方ない
みっともなくたって やるべきことはやっとこうか。
なげやりな気分と同時に 不思議とそんな風にも思わせてくれるところが好き。

-嶽本 野ばら 「エミリー」

ナルシストの優しさ・・・ ★★☆☆

"------- あらすじ 出版社より ---------------------------------------------
孤高の魂を抱える乙女たちのためのバイブル。
「この残酷な世界に生み落とされたのは、きっと貴方に出逢う為だったのですよね」。
少女と少年が、原宿の路上で出逢った夜から世界が始まる…。
生きづらさを抱える老若男女に贈る物語。
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それらしく 実に個性的だなぁ。

「下妻物語」(映画しかみてないけど)にもみられるように、
これだけ孤高なナルシストぶりで徹底されると
ある意味尊敬にあたいする。

ただちょっと 微妙・・・・・。
なにかが足りないような気もする。
更にガラスのような繊細さが加われば言うことなしかもしれないが・・・。

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