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石持 浅海「温かな手」

ほんのり温かくやわらかく ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
温かな手温かな手
(2007/12)
石持 浅海

商品詳細を見る
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はじめて読む石持 浅海さんです。

いいですね~ほんわかしてて。顔

文章が読みやすいことも加わって、なじむように読んだ感じです。

何の前知識もなく読みはじめたので、ファンタジーなミステリ短編集なのかなぁ?と思ったらちゃんと話がつながっていました。
そのまとめ具合もいい感じで自然。

こんな不思議な謎の生命体が身近にいてくれたらいいなぁ。

優しい気持ちが溢れていて、
ちょっとお疲れの私には丁度いい感じのお話でございました。アップロードファイル


ところで今日からですね4夜連続ドラマ「一瞬の風になれ」。http://wwwz.fujitv.co.jp/kaze/index2.html
あの感動が、映像で上手く表現できるものなのかどうか、とっても疑問ではあるけれど
とりあえず今日は絶対見なくちゃだ。jumee☆DaNcE2
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中村中の「友達の詩」




このところちょっと忙しくて読書があまり進みません。

なので今日は私の好きな曲を貼っちゃいます。 YouTubeより

紅白でも歌われたし いい歌だなぁと思っていた中村中の「友達の詩」。

はじめて聞いた時は、切なくていい詩だけど、
綺麗な人なのに、どうしてこんなに最初からあきらめているような詩を歌うのかなぁ?と少し疑問に思っていました。

彼女がこの詩を書いたのは15歳の時だそうですね。

私は、彼女が性同一性障害を抱えているとは知りませんでした。

中村中は、自分は死ぬこともできないほど弱い人間だと語っていましたが、
15歳、男の子の格好だった彼女がどんな想いでこの詩を書いたのかを思うと、
涙で胸がいっぱいになります。

伊坂 幸太郎「死神の精度」

「君は死ぬことについてどう思う?」  ★★☆☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
ある時は恋愛小説風に、ある時はロード・ノベル風に…様々なスタイルで語られる、死神の見た6つの人間模様。
死神の精度死神の精度
(2005/06/28)
伊坂 幸太郎

商品詳細を見る
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ある死神を中心にした短編集です。

最初の「死神の精度」が映画化されたようですが 映画HP http://www.shinigaminoseido.jp/
私の住む町では上映されないので(涙;;sc07、いずれDVDで見たいと思います。
金城武が原作のイメージにぴったりなんだもの。


いいなぁこの話 何となく。

ちょっとズレているけれど、言うことが何気にツボを得ているんですよね この死神。

別に優しいわけでもなく、人好きなわけでもなく
つまらないことに振り回されたり悩んだりしない分、人間よりも本質を見抜いているかのような死神。

短編集なこともあって どの話ももうちょい読みたい余韻を残して終わってしまうんだけど、
最後、死神と老婆との会話で老婆が語る

「眩しいのと、うれしいのと、似てるかも」

という何気ない言葉と情景が これまた何となく心に残るいい話でした。顔

奥田 英朗「真夜中のマーチ」

ふむ。  ★☆☆☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
自称青年実業家のヨコケンこと横山健司は、仕込んだパーティーで三田総一郎と出会う。財閥の御曹司かと思いきや、単なる商社のダメ社員だったミタゾウとヨコケンは、わけありの現金強奪をもくろむが、謎の美女クロチェに邪魔されてしまう。それぞれの思惑を抱えて手を組んだ3人は、美術詐欺のアガリ、10億円をターゲットに完全犯罪を目指す!が…!?直木賞作家が放つ、痛快クライム・ノベルの傑作。
真夜中のマーチ (集英社文庫)真夜中のマーチ (集英社文庫)
(2006/11)
奥田 英朗

商品詳細を見る

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登場人物、皆して陽気ですね。

陽気な人物は好きなんだけど、
私としては同じ陽気でも、もうちょっと根が真面目だったり誠実だったりする方がいいかな・・・。 ソ猝ヨ
読んでる途中で結末がどうなろうと どうでもよくなってしまった。

「ガール」は好きだったから、全部が全部そういうことじゃないんだろうけど
私はこの人の小説の、登場人物のアクが強すぎるものがちょっぴり苦手かもしれない。
「サウス・バウンド」も苦手だったなぁ。 人気作家だというのに。sc06

逆に「サウス・バウンド」とかが好きな人は、この小説も気に入るんじゃないかと思います。

ふむ。

藤原 伊織「蚊トンボ白鬚の冒険」

おもしろかったぁ ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
裏社会の経済戦争に巻き込まれ、年上の恋人・真紀がさらわれた――。
心に闇を抱え、傷ついた者たちの凄絶な戦いがはじまる!2年半の沈黙を破る待望の新作長編小説ランナーの道を断念して以来の全力疾走をした日、若い水道職人・達夫は、羽音とふしぎな声を聞く。奇妙な能力を持った蚊トンボ白鬚(シラヒゲ)が頭に侵入してきたのだった。
蚊トンボ白鬚の冒険蚊トンボ白鬚の冒険
(2002/04)
藤原 伊織

商品詳細を見る
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ハードボイルドでファンタジーな話を読んだのははじめてかもしれない。

頭の中に侵入した蚊トンボ?・・・(--; 
・・・あまり気乗りしないで読みはじめたんですが、
気がつけば一気読み。

「テロリストのパラソル」とか「てのひらの闇」と比べちゃうと、重みがないというか軽いというか、だから何?という感じがしなくもなかったですが、
ふりかえってみるに私は好きですねーこの話。 
とってもおもしろかったです。

蚊トンボ白鬚という有り得ないキャラに負けることなく 人間さまの脇役も含めて超個性的な面々がそれぞれに光っていて魅力的でした。


人生に希望をもたない孤独な主人公。
何となくほっておけなくて、彼に関わりあいたくなる大人達の気持ちがわかる気がするんですよね。

蚊トンボと一緒だったことが、彼にとって最高の幸せだったんだろうなぁ。
そう思うと、何だか泣けてきます。

曽根 圭介「沈底魚」

あっちこっちへ振り回されて ★★☆☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
眠れるスパイ「沈底魚」が動き出した。正体は大物政治家か、それとも中国の偽装工作か。
真相究明に暗闘する刑事たちの姿をリアルに描いた、本格公安ミステリー!
沈底魚沈底魚
(2007/08/10)
曽根 圭介

商品詳細を見る
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中盤までは淡々と読んでいたのですが、
後半はもう 二転三転 あれ?あれれ?と振り回されて何だか混乱しちゃいました。かっぱ

スパイものなので、騙すつもりが騙されてなんてことがあって当然というよりなくちゃおもしろくない訳だけど、それにしてもすごい混雑ぶり?。
ここまでいっちゃうと、なんだかどうでもよくなっちゃう感がしないでもない。

とはいえ振り返ってみるとおもしろかったですね。
飽きることなく読めました。

藤原 伊織「名残り火 (てのひらの闇 (2))」

もっと読みたかった。 ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
堀江の無二の友人・柿島が殺された。その謎に満ちた死に疑問を持った堀江は調査に乗り出す。そこには流通業界に横たわる新たな闇があった! 著者の遺作となった長篇ミステリー。『別冊文芸春秋』連載に加筆修正し単行本化。
名残り火 (てのひらの闇 (2))名残り火 (てのひらの闇 (2))
(2007/09)
藤原 伊織

商品詳細を見る

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「てのひらの闇」に引き続き、またしてもかっこいいおじさまが登場します。
この人が書く大物のおじさま達は、文章から迫力が滲み出てきますねー。
うーん 素敵だなぁ。ローズ

そしてコンビニ業界にはこんな裏があるんですね。
コンビニを経営している知人のことがちょっと心配になってしまいました・・・。
まあ実際のところはわかりませんが。


ということで氏の遺作となる作品。

もっともっと書いてほしかった。 
かえすがえすも残念なことです。

垣根 涼介「真夏の島に咲く花は」

爽やか系もいいかもだ ★★★☆

"------- あらすじ 出版社より --------------------
この世界に楽園などあるのだろうか? 2000年のフィジーのクーデター事件を背景に、4人の若者たちの人種を越えた恋愛、友情を描き、幸せの意味を問う意欲作
真夏の島に咲く花は真夏の島に咲く花は
(2006/10/13)
垣根 涼介

商品詳細を見る
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フィジーに行きたい。
読了後にまず そう思いましたねー。

あらすじにクーデター云々とあったので、久々「ワイルドソウル」みたいな迫力がある話かと思って読み始めたんですけれど、
以外なことに 爽やかな青春小説ぶり。

勝手に予想していた分、肩透かしをくらったような感じもしたけれど、
こういう爽やか系なのもこれはこれで好きですね。
相変わらず読みやすいし、何より書かれている人物が魅力的なんだもの。

いいなぁ~ 本当に。
この人が書く人達ってなんて魅力的なんだろう。
日本人的には思わず爆笑もののフィジー人。
友達になりたいなぁ チョネ。あ

フィジー 行ってみたいです。


さて、

これで垣根さんの小説はひと通り読みきってしまいました・・・残念なことこの上ありません・・・。ソ猝ヨ

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