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貴志祐介「新世界より」

黒い家、クリムゾンの迷宮の恐怖再び。 ★★★★


"------- あらすじ 出版社より -------------------------
新世界より (講談社ノベルス キJ-)新世界より (講談社ノベルス キJ-)
(2009/08/07)
貴志 祐介

商品詳細を見る

1000年後の日本。「呪力(じゅりょく)」こと、念動力を手に入れた人類は、「悪鬼(あっき)」と「業魔(ごうま)」という忌まわしい伝説に怯えつつも、平和な社会を築いていた。
しかし、学校の徹底した管理下にあった子供たちが、禁を犯したため、突然の悪夢が襲いかかる!
崩れ去る見せかけの平和。異形のアーカイブが語る、人類の血塗られた歴史の真実とは!?
"---------------------------------------------


貴志祐介のホラーは本当ーにおもしろい!
「新世界より」はホラーというよりSFなのかもしれないけれど、
私にはホラーとしか言いようがない。
ぞっとする未来です。


1000年後の日本に住むのはハリーポッターか?という感じの
のどかな雰囲気から入り、
油断したところで、後半の追い込みがものすごい。
瞬きも忘れて一気に読んでしまった。

最近読んだ貴志さんの作品は、怖いというよりキモイだったり、
私としては、どうしても話に気持ちが入っていけなかったりしたけれど、
これは久々の大ヒット。
どこから突っ込んでも完璧な1000頁。




人としての尊厳を尊ぶということ。
人を”管理する”ということ。

それは行き過ぎた管理なのか、必然の管理なのか。
答えがわかるのは何十年後?死後?
もしかすると、千年後なのかもしれない。

でも、
どんなに管理しようとしても
尊厳を尊んでとか理想に燃えても、
人の業というものは、どうしようもないものなのかもね・・・。

そう言ったら身も蓋もないよなぁと思いつつ、

千年という遠い未来が 
・・・


どうしても
どんより霞んでるような気がするブランなのでした。


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