Blanc Casse

本のこと 映画のこと そして色々なこと

04月≪ 05月/12345678910111213141516171819202122232425262728293031≫06月

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

吉田 修一「悪人」

命に、心に、致命傷を与える・・・ ★★★★

"------- あらすじ 出版社より --------------------
なぜ、もっと早くに出会わなかったのだろう――携帯サイトで知り合った女性を殺害した一人の男。再び彼は別の女性と共に逃避行に及ぶ。二人は互いの姿に何を見たのか? 残された家族や友人たちの思い、そして、揺れ動く二人の純愛劇。一つの事件の背景にある、様々な関係者たちの感情を静謐な筆致で描いた渾身の傑作長編。
悪人悪人
(2007/04/06)
吉田 修一

商品詳細を見る
---------------------------------------------

今年一番の衝撃です。
まだ3月だけど。

何をした人が、
何をした人間が
悪人なのか。

本来裁かれるべき人間はこの人でいいのか?

同じようなテーマをもつ小説は何度か読んでいるけれど、
この小説の出来は頭一つ抜きん出ているんじゃないでしょうかね 素晴らしい。

リアリティありましたねー。

全てに無理を感じなかったし、
息つく間もなく真剣に読んでしまいました。
重いテーマの割りに、後味も何気によかったです。

こんな風に辛い現実はわかったけれど、
じゃあ私達はその社会でどう生きていけばいいの?って感じの、読者を放りっぱなしの小説じゃないのもよかったですね。

祐一の不器用な優しさだけなら、
もしかすると それほど心に残らなかったかもしれないけれども、
娘を思う佳乃の父親に心を打たれました。

他人に馬鹿にされ、
顔の見えない世間に責められ、
一体何なんだ!と思うことがあったとしても、

負けてる場合じゃない。 
ここ一番の時こそ守るべきものを堂々と守って生きていけばいいんだと
教わった気がするブランなのでした。 jumee☆think1

コメント

コメントの投稿


管理人にだけ読んでもらう

トラックバックURL

HOME

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。